【保存版】涙やけに効くドッグフードの選び方とおすすめ！
涙やけに効くドッグフードの選び方とおすすめ21選について詳しく解説します。
- ① 涙やけってなに？原因をやさしく解説
- ② 涙やけがひどくなるNGフードとは？
- ③ 涙やけ対策に効果的な成分とポイント
- ④ ドッグフードを選ぶときの5つのチェック項目
- ⑤ 【タイプ別】おすすめドッグフード21選（小型犬・白毛犬・子犬・老犬）
それでは順番に見ていきましょう。
① 涙やけってなに？原因をやさしく解説
「涙やけ」とは、犬の目元から出る涙が過剰になり、目の下の被毛が赤茶色に変色する現象のことです。
見た目の問題だけでなく、皮膚が湿ったままになることで細菌が繁殖し、悪臭や炎症の原因になることもあります。
主な原因は以下の通りです。
- 鼻涙管（涙を排出する管）の詰まり
- 目の構造（眼球が出ている犬種に多い）
- 食物アレルギーや添加物による排泄不良
- ストレスや生活環境の悪化
- 慢性的な結膜炎や眼瞼内反症などの病気
つまり、涙やけは“目だけの問題”ではなく、体内バランスや食生活、体質にも深く関係しているということですね。
筆者の愛犬（トイプードル）も、生後6ヶ月頃から急に涙やけがひどくなり、目元がいつも湿っていて、写真を撮ってもなんだかかわいそうな感じに…。このとき初めて「涙やけって治らないの？」と悩み始めました。
そこでドッグフードや生活習慣を見直した結果、驚くほど改善されたのです。
このあと詳しく、その理由と改善のポイントを紹介していきますね。
② 涙やけがひどくなるNGフードとは？
涙やけを引き起こす可能性があるドッグフードには、いくつかの“落とし穴”があります。
まず注意すべきは「小麦グルテン」や「添加物」が多いフードです。
犬は本来、肉食寄りの雑食性のため、穀物を消化する酵素（アミラーゼ）が非常に少ないのです。
そのため、小麦やとうもろこしなどの消化しにくい原材料が体内に蓄積され、老廃物として排出されにくくなります。
この老廃物が涙と一緒に排出されることで、目の周囲が汚れて涙やけの原因になるのです。
また、フードの“オイルコーティング”にも注意が必要です。
風味を良くするためにオイルでコーティングされたフードは、消化に悪く体内に脂がたまりやすくなります。
以下のようなフードは避けるのが無難です。
- 着色料・香料・保存料が多く入ったフード
- 副産物や不明瞭な「○○ミール」ばかりの原材料
- グルテンやトウモロコシ・大豆などが主原料のもの
筆者の犬も、ペットショップで薦められた一般的なドッグフードを食べていた頃は、涙やけ＋便もゆるくなることが多かったです。
フードを変えるだけで改善の兆しが見えたので、まずは“疑わしい添加物”を避けることが第一歩ですよ。
③ 涙やけ対策に効果的な成分とポイント
では逆に、涙やけ対策として“積極的に取り入れたい”成分にはどんなものがあるのでしょうか？
ポイントは、「腸内環境の改善」と「抗炎症作用」です。
| 成分 | 働き |
|---|---|
| 乳酸菌・オリゴ糖 | 腸内環境を整え、便臭・老廃物の排出をサポート |
| オメガ3脂肪酸（DHA・EPA） | 炎症を抑え、皮膚と被毛の健康を守る |
| グルテンフリー素材 | 消化負担を減らし、体に老廃物をためにくくする |
| 動物性たんぱく（鶏肉・魚など） | 消化しやすく、腸に負担をかけにくい |
特に「乳酸菌」＋「グルテンフリー」＋「無添加」この3点セットが揃っているフードは、涙やけ対策として最も信頼されています。
個人的には、涙やけが気になるなら、まずは2週間だけでも“ヒューマングレード・無添加・グレインフリー”のフードに切り替えてみるのがいいと思いますよ。
④ ドッグフードを選ぶときの5つのチェック項目
どんなドッグフードが良いかは、涙やけだけでなく「犬の体全体の健康」にも関わってきます。
以下の5項目をチェックして、後悔しない選び方をしていきましょう！
- 原材料のトップは肉か？…「○○肉」が一番先に記載されているかを確認。
- グルテンフリーか？…小麦やトウモロコシが主原料ならNG。
- オイルコーティングなし…脂で風味づけされたフードは避ける。
- 添加物は最小限か？…保存料・着色料・香料は極力使ってないものを。
- 乳酸菌・オリゴ糖入りか？…腸内環境を整える成分が入っているか。
ちなみに、涙やけ対策フードは「高価」なことが多いですが、健康維持や通院費を考えると“むしろ安い投資”になることもありますよ。
筆者は毎月フード代が+1,500円になりましたが、涙やけがなくなったことで病院代もゼロになり、結果として大満足です。
⑤ 【タイプ別】おすすめドッグフード21選（小型犬・白毛犬・子犬・老犬）
それでは、実際に「涙やけ対策」として高評価を得ているドッグフードを、タイプ別（犬種・年齢・体質）にご紹介していきます。
※ここでは各カテゴリのトップ商品だけ紹介し、詳細は別章やレビュー記事にリンクさせるのがおすすめです。
| タイプ | おすすめフード | 特徴 |
|---|---|---|
| 小型犬 | ドクターケアワン | 乳酸菌配合・無添加・高タンパク |
| 白毛犬種 | ネイチャーズプロテクション | 白毛に特化した成分配合・口コミ多数 |
| 子犬 | ペトコトフーズ フィッシュ | フレッシュフード・グレインフリー |
| シニア犬 | もっとやさしいフード 馬肉＆ポテト | 低たんぱく・乳酸菌・関節ケア |
| アレルギー体質 | ビルジャック スモールブリード | 脂肪無添加・低温製法・自然素材 |
各フードには「返金保証」や「お試しセット」があることも多いので、愛犬に合うか慎重に見極めてくださいね。
次の章では、「食事以外でできる涙やけ対策」について詳しく解説していきます！
涙やけ改善には“食事だけじゃない”って知ってた？
涙やけ改善には“食事だけじゃない”って知ってた？についてお話しします。
- ① 水分不足と涙やけの関係
- ② おやつ・サプリ・お手入れの重要性
- ③ 部屋の湿度やストレス環境も影響する？
- ④ 獣医さんに相談すべき症状とは？
それでは、順番に見ていきましょう。
① 水分不足と涙やけの関係
涙やけの原因はフードだけではありません。実は「水分不足」も深く関わっています。
犬の体の約70％は水分でできており、老廃物の排出や体温調整、血流などすべてに影響します。
水分が足りていないと、老廃物が体外にうまく排出されず、涙やけの原因となる物質が涙に混じりやすくなるんですね。
ドライフード中心の食事の場合、食事から摂取できる水分はたったの10％前後です。ウェットフードに比べて水分が圧倒的に少ないため、水の飲み方が少ない子だとすぐに水分不足になりがちです。
水分不足のサインには以下のようなものがあります。
- 口の中がネバついている
- 尿の色が濃い
- 便が硬くてコロコロしている
筆者の愛犬もそうでしたが、ドライフードに「少量のお湯」や「ヤギミルク」などを混ぜることで、自然と水分摂取量が増え、涙の質が変わってきたように感じました。
飲み水はこまめに交換し、常に新鮮な状態を保つのが基本です。夏場は特に飲水量が減る子もいるので注意が必要ですね。
② おやつ・サプリ・お手入れの重要性
涙やけ改善には、メインの食事だけでなく、「おやつ」「サプリ」「日々のお手入れ」もとても大事です。
まずおやつについて。添加物たっぷりの市販おやつは、せっかく無添加のフードに変えても意味がなくなってしまいます。
なるべく手作りおやつや、無添加の自然素材系を選びましょう。
次に、サプリについて。以下のような成分を含んだ涙やけ対策サプリが人気です。
- 乳酸菌・酵素系サプリ → 腸内環境を整える
- ルテイン・ビルベリー → 目の健康をサポート
- 亜鉛・ビタミンB群 → 皮膚や被毛の代謝をサポート
ただし、サプリはあくまで「補助」。基本は食事と生活改善ありきです。
そして最後に大切なのが、目元のケアです。
涙やけで湿ったままの被毛は、細菌やカビの温床になります。専用の涙やけクリーナーで1日1〜2回拭いてあげるだけでも、炎症や匂いの予防になりますよ。
筆者のおすすめは、コットンにぬるま湯 or 無添加クリーナーを含ませて優しくふき取る方法です。アルコール系の拭き取りシートは逆に刺激になることもあるので要注意です。
③ 部屋の湿度やストレス環境も影響する？
意外と見落とされがちなのが「住環境」の影響です。
まず湿度。室内が乾燥していると目が乾き、涙の分泌が増え、涙やけが悪化するケースもあります。
特に冬場の暖房や、夏場のエアコンの風が直接当たるような環境は避けましょう。
理想の湿度は、犬にとっても人間と同じく「40〜60％」が快適と言われています。
また、犬は非常に繊細な動物で、ストレスから涙の分泌が乱れることもあります。
例えば以下のような状況がストレスの原因になりやすいです。
- お留守番時間が長すぎる
- 生活リズムがバラバラ
- 急な引っ越しや模様替え
- 大きな音（花火、掃除機など）
ストレスを減らすには、1日数分でもアイコンタクトやスキンシップの時間を意識的に増やすこと。これだけでも涙やけが改善したという声もありますよ。
④ 獣医さんに相談すべき症状とは？
涙やけの多くはフードや環境で改善しますが、中には病的な要因が隠れている場合もあります。
以下のような症状が見られる場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。
- 涙が常にポタポタと垂れている
- 目やにが黄色や緑っぽい
- 目の周囲が腫れている、痛がる様子がある
- 片目だけ異常に涙が多い
- 体をしきりに掻く、赤みが強い
代表的な病名には以下のようなものがあります。
| 病名 | 特徴 |
|---|---|
| 鼻涙管閉塞 | 涙の排出口が詰まり、涙があふれる状態 |
| 結膜炎 | 目の粘膜に炎症が起きる。目やに・腫れを伴う |
| 眼瞼内反症 | まぶたが内側に巻き込み、常に目に刺激がある |
フードで改善しない場合は、早めの受診が安心です。中には「涙やけ」だと思っていたら「眼病」が原因だったというケースも少なくありません。
筆者の犬も、最初は涙やけ用フードを色々試していたのですが、実は軽度の結膜炎が原因で、目薬と一時的な治療であっさり改善したことがありました。
「涙やけ＝フードだけで直すもの」と思い込まず、多角的な視点で改善を目指しましょうね！
涙やけ用ドッグフードに関するよくある質問【Q&A】
涙やけ用ドッグフードに関するよくある質問【Q&A】をまとめました。
- ① 何日で効果が出るの？
- ② フードを変えても治らない場合は？
- ③ 病院とドッグフード、どっちを優先？
- ④ アレルギー体質の子にも使える？
それでは、順番に詳しくお答えしていきますね。
① 何日で効果が出るの？
ドッグフードを変えてから涙やけに効果が出るまでの期間は、早くて1週間、平均で2〜4週間程度です。
犬の代謝や体質、涙やけの原因によっても差があります。
特にフードの成分が老廃物として排出されるまでには時間がかかるため、最低でも1ヶ月は同じフードを継続するのが基本です。
筆者の犬は、フードを切り替えて10日ほどで涙の量が減り、3週間ほどで被毛の変色が明らかに改善しました。
ただし、「まったく変化がない」「悪化している」などの場合は、そのフードが合っていない可能性もあります。
焦らず、でも変化にはしっかり気づけるよう、目元の写真を定期的に撮って比較してみるのもおすすめですよ。
② フードを変えても治らない場合は？
フードを変えても涙やけが改善しない場合、次のような可能性が考えられます。
- 涙やけの原因が病気（鼻涙管閉塞、結膜炎など）にある
- アレルゲン（特定のたんぱく質や穀物）がまだ含まれている
- おやつや他の食材に添加物が含まれている
- 水分摂取量が少なく老廃物が溜まっている
- 環境的ストレスが強い
特に「フードだけ良くしても、他の要因がそのまま」だと効果は出にくいです。
おすすめは、以下のようなアプローチです。
| 対策 | 具体的な方法 |
|---|---|
| おやつの見直し | 無添加・手作り・自然素材系にする |
| 水分補給の強化 | ぬるま湯やヤギミルク、フードへの加水 |
| ストレス軽減 | 散歩時間やふれあいの増加、生活リズムを整える |
| 病気の確認 | 獣医師に目の検査・鼻涙管洗浄などを相談 |
「何やっても治らない…」と感じたら、総合的な見直しが必要かもしれません。
③ 病院とドッグフード、どっちを優先？
これはケースバイケースですが、症状が重い場合や違和感があるなら、まずは病院が優先です。
例えば以下のような場合は、フードではなく医療の出番です。
- 涙やけの部分がジュクジュクしている
- 涙の色が黄～緑色っぽくなっている
- 目の周囲を痛がる、目やにが大量
これらは「結膜炎」「鼻涙管の炎症」「アレルギー性皮膚炎」などが疑われます。
逆に、単に「見た目が気になる」「目の下が茶色いだけ」という場合で、本人が痛がっていないなら、まずはフードの見直しからでOKです。
筆者も、最初は市販フードをやめるところから始め、それでもダメな場合に病院を頼る…という順番でした。
診断と改善のバランスが大切ですね。
④ アレルギー体質の子にも使える？
はい、涙やけ対策フードの中にはアレルギー体質の子向けに開発されたものもたくさんあります。
具体的には、以下のようなフードを選ぶと安心です。
- グレインフリー（小麦・大麦・トウモロコシ不使用）
- 動物性たんぱくの限定使用（例：ラムのみ、フィッシュのみ）
- 合成添加物・保存料・香料が一切使われていない
- ヒューマングレードの原材料で作られている
また、口コミで「アレルギーのあるうちの子でも大丈夫だった」という声が多い商品を選ぶのも良い方法です。
筆者が良かったと思うのは、「ペトコトフーズ フィッシュ」や「ミシュワン」など、素材にこだわっていて体にやさしい系のフードですね。
アレルギー持ちの子こそ、涙やけ対策フードの恩恵を受けやすいと言えるでしょう。
心配な場合は、最初はお試しサイズや返金保証つきの商品からスタートしてみると安心です。
【まとめ】涙やけに悩む飼い主さんへ伝えたいこと
涙やけに悩む飼い主さんへ伝えたいことを最後にまとめます。
① 涙やけは「体からのSOS」かもしれない
涙やけは、見た目の問題だけではなく、犬の体が「何か不調があるよ」と教えてくれているサインのひとつです。
食事のバランス、腸内環境、老廃物の処理、アレルギー、目の構造や病気など、原因はさまざま。
見落とさずにしっかり向き合うことで、涙やけだけでなく全身の健康改善にもつながります。
筆者のトイプードルも、涙やけがきっかけでフード・水分・環境を見直した結果、体臭や便の状態、毛並みまで良くなりました。
つまり、涙やけ改善は「健康な体づくり」のスタート地点でもあるんですね。
② フードだけでなく、生活全体の見直しがカギ
ドッグフードを変えるのはとても大切な一歩ですが、それだけでは限界があります。
涙やけ改善には、以下のような“複合的な対策”が重要です。
- 無添加・グレインフリーのドッグフードへの切り替え
- 水分補給の見直し（加水・ヤギミルクなど）
- 無添加おやつ・サプリメントの活用
- こまめな目元ケアと涙やけクリーナーの使用
- ストレスを減らす生活環境の工夫
- 必要であれば動物病院での検査
「涙やけ＝病気」ではなく、「涙やけ＝改善のチャンス」と前向きに捉えることが、飼い主さんにもワンちゃんにも良い結果をもたらしてくれますよ。
③ 最後は“その子に合う”やり方を見つけよう
涙やけに効くと言われているフードでも、効果の出方は本当に犬それぞれ。
大切なのは、「うちの子に合うものは何か？」という視点で、じっくり向き合ってあげることです。
今回ご紹介したおすすめフードや対策方法の中から、まずはひとつでも取り入れて、愛犬の様子を見てみてください。
もし1ヶ月後に「涙やけがうすくなってる！」「目元がきれいになったかも？」と感じられたら、それは確かな一歩です。
そして、もし効果が出なかったとしても、それは失敗ではありません。「何が合わないか」を知る、貴重な情報になります。
愛犬の涙やけが改善し、すっきりしたお顔でたくさん写真が撮れる日が来ますように。
一緒に、少しずつ前に進んでいきましょうね。
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